在り方探し。

いわゆる雑記ブログです。

今週のお題に便乗します。

今週のお題「人生最大の危機」

 

人生初の今週のお題をやっていこうと思います。

 

俺の人生最大の危機は、何をおいてもこれしかありません。

 

自分の心に嘘をつき続けていたことです。

 

 

俺は昔、言いたいことを我慢し続ける性格でした。

 

しかし、嘘をつく回数が増えるほど、自分が本当にやりたいことがわからなくなっていきました。

 

親の反対意見を受け入れて、人生の大事な場面を人任せにして生きてきたゆえに、自分は本当は何をしたいのかを完全に見失っていました。

 

そんな中で出会ったのが、前職の上司でした。

 

その方はとにかく自分の意見を押し付ける人だった。

マンション清掃員をやっていたのですが、現場で使うものがその場にないと、自分の中にしか無い理屈を並べ立てて怒鳴り散らす人でした。

 

もしその人が、俺が日記を書こうと決意をするほど責め続けてくれなかったら、今頃の俺はまだ、自分が本当にしたいことがわからず、もしかしたらどこに行っても受け入れられないことを苦にして死んでいたかもしれない。

 

俺が日記を書くきっかけになったのは、「他人に怒られる俺は役立たずなんだ、じゃあ脳を鍛えよう」と思い立ったことでした。

 

日記を書くことは、脳梁という部位を鍛える脳全体を使った知的作業であるという事と、自分の感情を文字に起こすことでストレスの解消に効果がある、とのことだったので。

 

www.taiju-life.co.jp

 

この二柱に支えられつつ日記を書き続けていたら、文字に起こすという作業自体に面白みを見出すようになっていました。

 

書いていく中で気づいたのは、

1.今まで気づかなかった自分の側面に気づけたこと。

2.改めて文字に起こすことで新たな発見があったこと。

3.昔の日記を見返すことで、その時々の視点で冷静に分析でき、また新たな発見が見つかること。

 

これらに心酔した結果、俺にはいつのまにか文章力がついていました。

 

かつては作文が大嫌いだった俺に。

 

向こうは相変わらず俺に、自分至上最大の無能のレッテルを張り続けていることでしょう。

 

でも俺からは、今やその方には感謝しか感じません。

 

自分を省みるきっかけを与えてくれたのですから。

 

以上が、俺が人生最大の危機に陥っていた話と、そこから得た教訓です。

 

今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

PS.やろうかどうか迷いましたが、三度目の「座右の銘」です。

 

わが行く道に茨多し、されど生命の道は一つ、この外に道無し、この道を行く。

 

武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)という方が言った言葉だそうです。

 

「我が道に茨多し」

これは俺も同感です、本当に。

ですが、日記を書いている身から言わせると、過去の経験の中に現在の自分を救う道は必ず隠されていると思います。

 

だからこそ気分がいい時に俺は、未来の自分を励ます言葉も書いているんです。

今のお前は単に心が乱れているだけだ。

本当のお前はもっと明るくて前向きだ、と伝えるために。

 

皆さんも気が向いたら、自分の意見を文字に起こしてみてください。

書き始めると案外、すらすらと筆が乗るものですよ。

それが本当に心の底から出た言葉なら。

恨みでも感謝でもいいんです。

まずは自分の感情を目に見える形に直すこと。

人間って、自分のことが一番わからないんですよ。

省みないと。

 

それでは。