お昼時の天啓~ちょっとした気づき~
今しがたお昼ご飯を、ともに実家住まいの姉と食べていた時のこと。
姉が見ていたテレビ番組、ヒルナンデスの一企画、ファッションのことについてやっていたのを傍観していたのですが、姉がご飯を食べ終わり、チャンネル変えていいよとリモコンを渡されたときにふと思いました。
本来男である俺が、女性用のファッションについて語る番組をみる必要はない。
しかし、ここでこのまま番組を見れば、ファッションに重きを置いている女性の気持ちを考える参考になるのではないかと。
ここで俺は、自分の意思を探るには、自分の意志が尊重される環境に置かれることが、一つのきっかけになるのではないかと愚考しました。
最初にも書いた通り、俺はそれまで姉の意向を尊重し、ただただその番組を見るともなく見ることを選択していました。
ところが、チャンネルを変える権利を委譲されたとたん、自分の意志が急に表立って出ていたことに衝撃を覚えました。
きっかけとしてはなんだそれと思うかもしれませんが、自分の生活にこの自分の意思を尊重させる機会というものが潜んでいないか、改めて考え直すのも一興なのではないかと思った次第です。
それともう一つ。
同じ番組の企画の終盤、ファッションにうとい芸能人に、造詣(ぞうけい)が深い方が代わりにコーディネートするという企画の結果発表の場で思ったことです。
ファッションにうとい芸能人の方は、今まで着たことのなかったタイプの服装を渡され、それを着てみて、「意外と似合っているんじゃないか」といっていました。
ここで思ったことというか、皆さんへのお願いが一つ浮かびました。
自分の得意分野を人に勧めることに意識を向けてみてください。
この芸能人の方は、ファッションについて造詣の深い方に初めて着るタイプの服を渡されて戸惑っていましたが、実際着てみて気に入ったといいます。
それはこの造詣の深い方が、芸能人の方に対して自分の意思を尊重できる選択肢を増やしたという事にほかなりません。
この芸能人の方は、ここで自分に似合う服装を新たに発見したことで、いざというときの選択肢を得たのです。
自分の得意を相手に提案し、それを気に入ってもらった場合、その人の幸福を後押ししたのは紛れもなく提案した人です。
他人に対して可能性を提示できる自分の趣味を、どうか誇っていただきたいのです。
こういうと、とにかく他人に対して勧めまくる人がいるかもしれませんが、あくまで勧める方の意思を尊重したうえでやってくださいね。
自分が好きなものに自信を持つ。
世の中にはいろんな趣味を持った人がいます。
他人に対して新しい道を指し示せるくらい、その人に合った道を提案できるのも、それを好きという特権があればこそです。
俺が、好きに対して没頭してもらいたいのはそういう面もあるのです。
いつかどこかで他人に対して最もいい選択肢を提示し、それに喜んでもらえる事ができるのは、好きを原動力にして多くの知識、知恵を会得して、かつ今までの経験から独自の選択肢を提示できる「その趣味を好きな自分」だけなのです。
俺も、今までさんざん自己啓発や心理学にのめりこんでここまで来ましたが、中学の頃に身に着けたタイピングの技術、人に理解されなかった苦しみ、自分を省みるニートという時間があって初めて始められたこのブログという行為は、これからも楽しんでいきたいと思っています。
勢いのままに打ったような文章なので、おかしな点も散見されるとは思いますが、書きたいことはそのくらいです。
お時間いただきありがとうございました。
それでは。