言葉も行動であり、行動もまた言葉の一種である。

前向きに"成れてしまう"ほど

説得力のある説を聞いた時、

必ずと言って良いほど「否定する自分｣が現れる。

それは前を向くのが疲れるものだから、

嫌なものだからと過去の経験で記憶しているから。

だがそれは、

自分が心から望まない物に対して

そうしていたからこそ築き上がった、

間違った認識なのだ。

自分は、好きなことであれば

いくらだって努力が出来る。

周りから、

「どうしてそんなことが出来るの!?｣

と驚かれる様なことも、

「好きだから｣

の一言で一蹴できる。

だがその好き故に起こされた行動の数々は、

言い換えれば動かないで居るままでは

決して得られなかった経験を、

これでもかと積んでいるということ。

前を向きたくないならば、

自分が本当に好きだと思える事に心血を注ぐべきだ。

その道は確かに遠回りではあるかもしれない。

加えて、順風満帆な道でも無いかもしれない。

だが間違いなく、

"自分にとっての最善の道"に向かって伸びている。

間違いなく"歩く楽しみ"に満ちている。

後ろ向きなまま悩んで、

自分にとって良くない道に

無理に進もうと心を追い詰めるよりも、

楽しく正しい経験を重ね視野を広げ、

見える世界の幅を増やした方が、

結局は元々の問題に対する回答の幅も増えていく。

長い目で見て考えた場合、

楽しむ事に損な部分等微塵もない。

考えられる範囲で良い。

子供のように屈託なく笑える趣味に時間を割こう。