在り方探し。

いわゆる雑記ブログです。

お勧めしたい作品3選と、こんな人にお勧めという項目をいくつか。

今週のお題好きなマンガ、ですか。

まるで俺のためにあるようなお題ですね。

 

毎日の必需品という先週のお題に答えようと新しい必需品になりそうな知識を試していたら、もっと面白いお題が来てしまった。

 

 

必需品の方はちょっといい知識が見つかったので別記事で上げるとして、まずは今週のお題から書きましょうか。

 

まず、

絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 / ふ~ふ / はたらく細胞BLACK / LIMBO THE KING / トモダチヅクリ / 小杉先生は子供好き / いとをかし / 死神坊ちゃんと黒メイド / 宇崎ちゃんは遊びたい! / 34歳無職さん / 老女的少女ひなたちゃん / 台所のドラゴン / 退魔師と悪魔ちゃん / ひとくちふたくち / のけもの少女同盟 / 図書館の大魔術師 / 死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々 / お前はまだグンマを知らない / スーパーアルバイタームラサメ / 花もて語れ / ONE PUNCH MAN / まなびや / グラシュロス / ダンジョン飯 / 魔女と野獣 / 魔王兄弟 / 食糧人間 / だってあいちてる / ガールズ&パンツァー~もっとらぶらぶ大作戦です~ / エクソシストと首輪の悪魔 / ポプテピピック / ゆゆ式 / かつて魔法少女と悪は敵対していた。 / ヘブンズランナーアキラ / 貧乏姉妹物語 / 高嶺の花なら落ちてこい!! / はんどすたんど / せなかぐらし / やさしい教師の躾けかた。 / とっても優しいあまえちゃん / 大魔法使いなんです・・・よね? / 空が灰色だから / カプチーノ / 小森さんちのメイドラゴン / ラーメン大好き小泉さん / 泣かないで魔王ちゃん / 寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 / ご注文はうさぎですか? / JKすぷらっしゅ! / だってあいしてる / ふうらい姉妹 / その恋はいちごのように / 少女政府 / 聖☆おにいさん / 小森さんは断れない / 銀のニーナ / ゆらぎ莊の幽奈さん / 頑張れ!消えるな!色素薄子さん / 同級生のマッチョ君 / トニカクカワイイ / 深海魚のアンコさん / 魔王様ちょっとそれ取って!! / 死役所 / めいかのメカニズム / ねじまきカギュー / チカーノKEI / 私を笑わないで~体重がすべてを壊していく・・・~ / まほらば / フルーツバスケット / うらたろう / ばけもの夜話づくし / 魔法少女プリティ☆ベル / ハムスターの研究レポート / まちカドまぞく / バナナのナナ / 天空の扉 / ヤンデレ彼女 / ちょこっとヒメ / こいとうたたね / S渡さんとM村くん / 異世界の本屋さんにようこそ / シャーリー / 転生したらスライムだった件 / アリシアさんのダイエットクエスト / 魔女の家コミカライズ~エレンの日記~ / 第三次成長期大塚くん! / EATーMAN / バックストリートガールズ~ゴクドルズ~ / 黒鷺死体宅配便 / すごいよ!!マサルさん / ゲキカラ文化交流 / 俺んちのメイドさん / アルテ / 中間管理職トネガワ / だいたいこんなンで? / わ! / すみっこの空さん / 新米姉妹のふたりごはん / ヲタクに恋は難しい / マンガでわかる心療内科 / くーねるまるた / 阿保にも歴史がありますの / ヒトミ先生の保健室 / 社畜人ヤブー / ゴブリンスレイヤーシリーズ / モンスター娘のいる日常 / 大好きが虫はタダシくんの / お気の毒ですが冒険の書は魔王のものになりました。 / ジョジョの奇妙な冒険(特に4部) / 変女 / ひとりみ葉月さんと / 田中くんはいつもけだるげ / 食戟のソーマ / 這い寄れ!スーパーニャル子ちゃんタイム / かなえてゆりようせい / 先生!休ませてください / むかしむかしのきょうのぼく / もののけしぇありんぐ / コミックアンソロジー極 帰☆宅部 / さび抜きカノジョ / パープル式部 / はいぱー少女ウッキー / 魔法?そんなことより筋肉だ! / ダンベル何キロ持てる? / 日刊ヤンデレ夫婦漫画 / チェリーブロッサム! / 本が好き子さん / 不器用な匠ちゃん / となりのなにげさん / 父さんな、デスゲーム運営で食ってるんだ / はたらく細胞 / 忍ぶな!チヨちゃん / ド直球彼氏×彼女 / 魔王城でおやすみ / 姉弟ほど近く遠いものはない / はつきあい / ワカコ酒 / ミラクル二キ / 世界の隅のオペレッタ / はぐちさん / ここは今から倫理です / 地獄先生ぬ~べ~ / だがしかし / 同居人が不安定でして / 服を着るならこんな風に / ガイコツ書店員の本田さん / 理想のヒモ生活 / 賢者の孫 / 寄生獣 / パティシエさんとお嬢さん / タカコさん / アナーキー・イン・ザ・JK / ベルセルク / 姉なるもの / じょしよん / お化けのメリーと夏休み。

こんなところでしょうか。

わざわざ上げ始めるのが面倒だったので、プロフィールに書いたやつをそのままコピペしてきました。

読みづらくてすみません。

しかしこの精鋭たちは、数多ある強豪たちの立った一部でしかないことを断わっておきます。

 

このうち、「私を笑わないで~体重がすべてを壊していく~」、「まほらば」、「図書館の大魔術師」について話させていただきます。

 

まずは「まほらば」全1巻~12巻。

 絵本作家を目指していた白鳥隆士は、実家から専門学校まで電車で3時間かかるため、思いつきで上京すべく母親の従姉妹が営むアパート「鳴滝荘」へ引っ越すことにした。しかし、鳴滝荘には一癖も二癖もある住民ばかりで、白鳥は引っ越し初日から振り回されてばかり。だが、一番の変わり者は大家の蒼葉梢だった。wikipediaより

 

 

こちらはもうかなり昔の作品なのですが、この漫画が俺の人生に及ぼした影響たるやそれはもう凄まじいもの。

 

俺を自殺の危機から救い、人に対する見方を変え、学生時代、社会人になった今でもなお心の支えとして頂点に君臨し、交友関係を広げるきっかけを作り、めったに出さない検証に応募ししかも当選し、友人から関連グッズを見かけたと聞けば発狂寸前で喜び、アニメ化された際にはわざわざ予約録画して朝四時に起きて見て、アニメ、OP、EDともCDまで購入して聞き倒し、友人が持っていた限定の本を譲り受け、一時期流れていた作者さん死亡説を信じ切って、お空の向こうにいるであろう作者さんへの手土産として、自室の本棚にこの作品専用の棚を作り、生来大事にしてきたこの作品関連の全てを棺に入れて共に燃やしてもらおうと決意して、作者さんが生きていると知るや狂喜乱舞し、その後ツイッターで最終回後のキャラクターの様子などが更新される度に拝み倒したくなる気持ちでいっぱいになるような。

そんな、俺の人生を形作っているといっても過言ではない作品です。

今でも心に残っている名言の中にこんなものがあります。

「面白い話ができるからとか、役に立つからとか、そういう理由で友達になるんじゃないよ!

話すこともつまらないし、役に立つどころか迷惑ばっかりかける。

そんな付き合ってても損することの方が多いような人だったとしても・・・。

それでもやっぱり一緒にいたいなって思う人を、友達っていうんだ!

確かに、君と僕がそういう関係になれるかどうかはわからない。

わからないけど、でも、少なくとも友達になる前からそんなことで悩む必要なんてない!絶対ない!!」 白鳥隆士

これは、俺の友人観を変えた一言です。

まあ、この名言を聞いたものの、友人と呼べる人が多いかと言われるとそうでもないのですが、それでも俺は、その数少ない友人は、本当にかけがえのない最高の友達だと思っています。

一人の漏れなく、自慢の友人です。

とまあ主観はこのくらいにして、この作品はこんな方にお勧めです。

  • ほんわかした物語が好き
  • 独特な効果音が好き
  • キャラクターそれぞれの背景に触れるマンガが好き
  • キャラクター設定が細かく設定されている物語が好き。
  • キャラクターの身に着けている衣服や町の看板、ぬいぐるみや小物などに小ネタがあるマンガが好き
  • 日常ものが好き

連載当初は掲載雑誌ガンガンWINGの表紙を何度も飾った隠れた名作です。

上記の条件に当てはまるようならぜひご一読を。

 

次は、「私を笑わないで~体重がすべてを壊していく~」全8巻 の紹介です。

 

私を笑わないで 1【フルカラー・電子書籍版限定特典付】 (comico)
 

 こんな方にお勧めです。

  • 今現在、もしくは過去に、摂食障害で悩まれた方

    摂食障害について | 摂食障害情報 ポータルサイト(一般の方)

  • 親との関係性で悩みを抱えた方
  • 大切な人に努力を否定された方、またそれによってトラウマを抱えた方
  • 恋愛関係で、付き合う前より付き合った後の話しに興味を抱く方
  • 体系による悩みを抱えた過去を持つ方
  • 妊娠時期がつらかった方、また妊娠時期の女性の体調に関心のある方
  • 恐怖心からくる生活習慣の乱れを抱えた方。

なんだか物々しい項目が並んでいますが、最終巻の表紙を見ればわかるように最後はハッピーエンドなので安心してご覧ください。

親友のひかり(表紙上)と愛莉(表紙下)はルームシェアを初めて3年。
楽しい時もつらい時も、いつも一緒。
そんな平穏な生活の中、ひかりの彼氏の浮気が発覚!
失恋で心に傷を負ったひかりの体重は激減してしまう・・・。     一巻あらすじより

上記の項目に当てはまる人たちには、きっと良質な読書体験になるでしょう。

良質な読書体験。

俺自身の観点で言えば、キャラクターへの感情移入がもっともそれに近いです。

俺自身、過去に悩みや努力を否定された過去を持つため、かなり応えるものがありましたが、おかげで多くの知見を得ることができました。

ここで得た知見は、いずれ始めるであろう過去一年の日記の振り返りで、皆さんにお届けできるかと思います。

 

では最後に「図書館の大魔術師」2019年現在1巻~3巻、続巻刊行中 の紹介です

 

 表紙に書かれている題名の最初の一文字は造語でなので変換できず「図書館」と明記しています。

表紙をご覧になってお分かりいただける通り、非常に!細緻な背景を描かれており、もはやそれだけでも見る価値あり、世が世なら美術館に飾っていても何ら不思議ではないほど美しいんです。

作者さんは、かの有名な「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」を書かれた泉光さん。

まあ俺はまだ見たことはないのですが・・・。

どうも泣ける系は苦手でして。

作中には、この作品オリジナルの動植物、伝説、書物、部族が存在しており、それだけならどのマンガでもよくあるのですが、その設定の細かさたるや文字通り目を見張るほど細かく設定されているのです。

まだ親しみ慣れていない独特なカタカナ言葉(ラコタ族、ウイラ、ヒューロン、カフナ等)は、最初こそ少し抵抗があるかもしれませんが、そういった世界観を難なく受け入れられる方には、この物語の上質さを余すところなく味わう素養があるかと思います。

 

一巻は、主人公であるシオ=フミスの少年時代から始まるのですが、彼も幼少期、外見の特殊さから周囲の人間に邪険にされていました。

 

しかし彼はとある出会いから大きな夢を抱き、その夢を叶える大きな支えになってくれた、主人公が住む村の大工の親方が、大きな夢を抱くことと、人と違う事が強みであるという、すさまじく含蓄深い言葉を言っているのです。

 

名言を二つ上げさせてください。主人公が、「都会住まいの」「お金持ちの」「女性」が就くものであるという印象の強い、司書(カフナ)の職に就きたいという大きな夢を語った時に言った言葉です。

彼は少年の夢を聞き、天を仰いで大笑いしますが、その様子を可哀そうだと咎められながら、こう啖呵を切ります。

「可哀そう?違うな

嘲笑は偉大な挑戦の始まりの合図なんだぜ

笑われもしねえ挑戦なんてのは、俺に言わせりゃロマンが足りねえ」

 

もう一つは、親方は人の成功の可否は三つの要素で語れるといいます。

生まれた場所、親の財産、そして容姿。

この三つの内一つも持っていない主人公は、すさまじい努力をしてある程度のところまでは来たものの、スタート地点が違って、ぶっちぎりの最下位からの駆け出しになる、その時に言ったのが次のセリフです。

「・・・だが、前にいる奴全員を追い抜く快感は、最後尾にしか味わえない特権だ。

物語ってのはそうじゃなきゃ面白くねえよな」

 

俺はもうこの二つの名言を聞いた瞬間、生まれてきたことすら感謝しました。

泣きました、冗談抜きで。

 

この親方以外の登場人物も、己の信条に沿った生き方をしているからか名言がとてつもなく豊富で、名言集が作られてもおかしくないんじゃないかとすら思います。

 

他にも名言だけでなく、物語の完成度、先述の細緻な背景、幕間の世界観解説(特に3巻の伝説の書物)、巻ごとの後半の見開きの天才的な使い方など、良い点を挙げるならば枚挙にいとまがありません。

 

発信力のある友人に、この本のおすすめをツイートして流してくれと初めて頼んだほど信頼できる作品です。

 

ひと巻704円で買って損をすることなど、よほどのことがない限りありえないと言えるほどクオリティーの高い作品です。

 

今まで家が傾くほど大量の本を買ってきた俺が、今までのマンガ人生をかけてお勧めします。

 

こんな方にお勧めです。

  • 異世界の冒険物語が好き
  • 成長物語が好き
  • 奥深い背景設定が好き
  • 細緻な背景や装飾品、細かく書き込まれたイラストの好きな方
  • 泉光先生のファンの方
  • 容姿や生まれを批判されて自信を無くされている方
  • おいそれと人に言いずらい夢を抱えている方
  • コミカルな描写、シリアスな物語の中にも笑いが欲しい方
  • 本、あるいは本に限らず書物、知識を尊重する方
  • 本の取り扱い方、製本の過程に関心のある方
  • 火、水、雷、風などの属性魔法、およびそれの現実的な活用方法に関心のある方
  • 民族間の交流に関心のある方
  • 古代の伝説と、それにまつわる時間の流れに関心のある方

以上3作品を紹介させていただきました。

 

お時間いただきありがとうございました。

もしかしたら、今週中に気が向いたら同じお題でもう一記事上げるかもしれません。

まあ無い可能性もありますが。

それでは今回はこの辺で。